ラベル favoritesong の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル favoritesong の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2025-05-14

【Favorite songs】ピンク・ムーンがやってくる Nick Drake - Pink Moon





ニック・ドレイク。

イギリスのシンガーソングライター。




寝つけない夜、枕元で聴く

繊細なギター。

優しくて心地よいのです☺︎




このアルバム、

夜中にを聴いていると、



時間は限られているのに、

ムリしていろんなことを

やろうとしている自分を諌めて、

穏やかな気持ちになります。




『Pink Moon』は、

彼のうつ病が深刻化する中で

わずか2日間で録音された作品だそう。



「ピンク・ムーンがやってくる」

「誰も高く立っていられない」

「ピンク・ムーンがみんなを連れて行く」

といった歌詞が

繰り返されていています。




死や終焉、再生といったテーマを

象徴的に表現しているようです。




詩的で抽象的な表現で、

聴く人によって

さまざまな解釈ができるようですね。

2025-04-29

【Favorite Songs】安らぎを求める小鳥とジョビン  Antonio Carlos Jobim - Passarim

 



「Passarim(パッサリン)」は、

アントニオ・カルロス・ジョビンが晩年に遺した

とても繊細で、

美しい空気をたたえたアルバムです。


タイトルの「Passarim」は、

ポルトガル語で“小鳥”のこと。

自然を愛し、人生を深く見つめたジョビンが、

自由や郷愁をこの一曲に重ねています。


静かなピアノとクラシックギター、

柔らかなコーラスが重なり合い、

まるで森の奥で小鳥のさえずりに

耳を澄ませているような、

静謐な世界が広がります。


歌詞に描かれるのは、

とどまることなく空を舞う小鳥の姿──

それは、安らぎを求めながらも飛び続ける

魂の象徴のようにも

感じられます。


家族とともに録音されたこのアルバムには、

晩年のジョビンのやさしさと誠実さ、

そして自然への深いまなざしが

丁寧に込められています。


疲れたとき、心を静かに整えたいときに

そっと寄り添ってくれる一曲ではないでしょうか。

2025-04-19

【Favorite songs】Sabrina Claudio - Belong to you (feat.6LACK)

いまの私に足りていない

甘めな気分で心を満たすために、

サブリナ・クラウディオを

聴いています。


彼女の魅力はなんといっても

ウィスパーボイス。


ささやくような歌声と、

ミニマルで滑らかなトラックが

重なることで、

とても親密で

ドリーミーな空気感を生んでいます。


セクシーなんだけど、

わざとらしくない。

内に秘めた情熱みたいな

色っぽさがあるんですよね。



—————————————-

2024/3/30の過去記事より引用。

そのまま。

—————————————-

今日もいろいろ曲を聴きました。

サブリナ・クラウディオが一番、
この春の午後にふさわしい感じでした。

I belong to you, you, you
私はあなたのもの。

気怠く甘い雰囲気に酔いしれます。

うん、いいですね。


 




2025-04-15

【Favorite Songs】静かな時間に聴こえてきた曲  Fuse One - Sunshine Lady

春の夜、静かな時間にラジオから聴こえてきた

「Sunshine Lady」。

穏やかな音色が気持ちを落ち着けてくれました。

今回は、リラックスした気分で聴ける

フュージョンのバラードをご紹介します。



1980年にリリースされたフュージョン・アルバム

『Fuse One』に収録された「Sunshine Lady」は、

スタンリー・クラーク作曲のバラードです。


サックスとアコースティック・ギターが

穏やかに重なり合い、

落ち着いた雰囲気を作り出しています。


派手さはありませんが、

丁寧に演奏された音が

じんわりと心に届くような一曲です。


リラックスしたいときや、

静かに過ごしたい時間に

流しておきたくなるような音楽です


Sunshine Lady – Member Notes


• Stanley Clarke – bass  

• John McLaughlin – guitar  

• Joe Farrell – saxophone  

• Ronnie Foster – keyboards  

• Victor Feldman – keyboards  

• Jeremy Wall – piano & synth  

• Leon "Ndugu" Chancler – drums  

• Paulinho da Costa – percussion


2025-03-20

【Note】【Favorite Songs】ジャズの気品とAORの柔らかさ Larry Carlton - Room 335

 


「Room 335」は、

アメリカのジャズ/フュージョン・ギタリスト、

ラリー・カールトン(Larry Carlton)が

1978年にリリースしたアルバム Larry Carlton に

収録された曲。


軽快なリズムと流れるようなメロディが特徴のインストゥルメンタル曲で、

フュージョン・ギターの名曲として広く知られています。


ジャズ・フュージョンに

AOR(Adult Oriented Rock)のエッセンスが溶け合ったところに、大人のかっこよさを、

感じてしまいますね。


キャッチーなメロディと

コード進行が織りなす音の流れは、

滑らかでドライブのBGMにもよさそうです。


ちなみに「Room 335」というタイトルは、

ロサンゼルスの「Studio 335」

(サンセット・サウンド・スタジオ)に

由来するそうです。


また、ラリー・カールトンが愛用する

ギブソン ES-335 ギターへの

オマージュでもあるとも言われているようですね。


※スマホ投稿で、改行がうまくいかず、

すみません。


2025-03-11

【Note】【Favorite Songs】静寂に溶けるトランペット Chet Baker - Chet

 






「Chet」は、チェット・ベイカーが1959年に発表した

とても美しく穏やかな雰囲気のアルバムです。



彼のトランペットの音色は、

まるでそっと語りかけるようで

繊細でやわらかく、

心にそっと寄り添ってくれるような

優しさに満ちています。



このアルバムでは歌はなく

チェットはトランペットに専念しています。



ビル・エヴァンスのピアノや

ケニー・バレルのギターが寄り添いながら

静かに揺れるようなバラードが

紡がれています。

2025-03-06

【Note】【Favorite Songs】寒い雨の朝、エラのSpringソングを…





今日も小雨が降りました。


春ももうすぐなのに

物憂げな感じがしませんか?


こんな日には雨音をバックに、

エラ・フィッツジェラルド「Spring Is Here」

を聴きたくなります。


タイトルこそ

「春が来た」なのですが、

歌詞は喜びではなく、

むしろ春の訪れを感じられない

孤独さや切なさを

描いています。 


Spring is here,
why doesn’t my heart go dancing?
春が来たのになぜ私の心は踊らないの?

 

Spring is here,  
why isn’t the waltz entrancing?
春が来たのになぜワルツに心が
ときめかないの?


春が訪れ、周囲は浮き立っているのに、

自分の心は晴れない。

恋をしていないから…


そんなアンニュイな気持ちが、

ロレイン・ハートの詩的な歌詞によって

描かれています。



「Spring Can Really Hang You Up the Most」

も、春の訪れがかえって寂しさや

切なさを際立たせる、といった

歌詞のようです。



作詞は、フラン・ランズマン。

タイトルはT.S.エリオットの詩

「四月は最も残酷な月(April Is the Cruellest Month)」

からインスパイアされている

そうです。