2025-03-06

【Note】【Favorite Songs】寒い雨の朝、エラのSpringソングを…





今日も小雨が降りました。


春ももうすぐなのに

物憂げな感じがしませんか?


こんな日には雨音をバックに、

エラ・フィッツジェラルド「Spring Is Here」

を聴きたくなります。


タイトルこそ

「春が来た」なのですが、

歌詞は喜びではなく、

むしろ春の訪れを感じられない

孤独さや切なさを

描いています。 


Spring is here,
why doesn’t my heart go dancing?
春が来たのになぜ私の心は踊らないの?

 

Spring is here,  
why isn’t the waltz entrancing?
春が来たのになぜワルツに心が
ときめかないの?


春が訪れ、周囲は浮き立っているのに、

自分の心は晴れない。

恋をしていないから…


そんなアンニュイな気持ちが、

ロレイン・ハートの詩的な歌詞によって

描かれています。



「Spring Can Really Hang You Up the Most」

も、春の訪れがかえって寂しさや

切なさを際立たせる、といった

歌詞のようです。



作詞は、フラン・ランズマン。

タイトルはT.S.エリオットの詩

「四月は最も残酷な月(April Is the Cruellest Month)」

からインスパイアされている

そうです。





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