2025-04-19

【Favorite songs】Sabrina Claudio - Belong to you (feat.6LACK)

いまの私に足りていない

甘めな気分で心を満たすために、

サブリナ・クラウディオを

聴いています。


彼女の魅力はなんといっても

ウィスパーボイス。


ささやくような歌声と、

ミニマルで滑らかなトラックが

重なることで、

とても親密で

ドリーミーな空気感を生んでいます。


セクシーなんだけど、

わざとらしくない。

内に秘めた情熱みたいな

色っぽさがあるんですよね。



—————————————-

2024/3/30の過去記事より引用。

そのまま。

—————————————-

今日もいろいろ曲を聴きました。

サブリナ・クラウディオが一番、
この春の午後にふさわしい感じでした。

I belong to you, you, you
私はあなたのもの。

気怠く甘い雰囲気に酔いしれます。

うん、いいですね。


 




2025-04-18

【Note】しっとり切なくて、ちょっと艶っぽい Billie Holiday - Gone With the Wind


 


今日も初夏のような日でした。

いつもより薄着で出かけました。


さて『Music for Torching』(1955年)は、

ビリー・ホリデイが

Verveレーベルで録音した

アルバムのひとつで、

ジャズ・スタンダードを中心に構成された

「夜のためのヴォーカル・アルバム」とも言える、

ムードたっぷりな作品です。


ビリー・ホリデイが歌う

「Gone with the Wind」は、

彼女の繊細な感情表現が光る

名演のひとつです。


原曲は1937年に作られた

スタンダード・ナンバーで、

作詞はHerb Magidson、

作曲はAllie Wrubel。


映画『風と共に去りぬ』とは

直接の関係はなく、

“去ってしまった恋”をテーマにした

ラヴソングです。


ホリデイ特有の、感情を抑えつつも

心の奥まで響かせる歌い方が、

この曲でも最大限に発揮されています。




2025-04-17

【Note】まだ寒さの残る春 Eric Dolphy - Springtime



まだ肌寒い日が続きます。

そしてEric Dolphyの「Springtime」。


明るい春というより、

まだ寒さの残る静かな季節の気配を

感じさせます。

派手な展開はなく、

音の間に漂う空気が印象的です。


1964年のパリでのLive録音に

含まれていますが、


チャールズ・ミンガスの

バンドを離れ、

ヨーロッパで独自のカルテットを結成した年

でもあり、

36歳の若さで命を落とした

悲劇の年でもありました。


2025-04-15

【Favorite Songs】静かな時間に聴こえてきた曲  Fuse One - Sunshine Lady

春の夜、静かな時間にラジオから聴こえてきた

「Sunshine Lady」。

穏やかな音色が気持ちを落ち着けてくれました。

今回は、リラックスした気分で聴ける

フュージョンのバラードをご紹介します。



1980年にリリースされたフュージョン・アルバム

『Fuse One』に収録された「Sunshine Lady」は、

スタンリー・クラーク作曲のバラードです。


サックスとアコースティック・ギターが

穏やかに重なり合い、

落ち着いた雰囲気を作り出しています。


派手さはありませんが、

丁寧に演奏された音が

じんわりと心に届くような一曲です。


リラックスしたいときや、

静かに過ごしたい時間に

流しておきたくなるような音楽です


Sunshine Lady – Member Notes


• Stanley Clarke – bass  

• John McLaughlin – guitar  

• Joe Farrell – saxophone  

• Ronnie Foster – keyboards  

• Victor Feldman – keyboards  

• Jeremy Wall – piano & synth  

• Leon "Ndugu" Chancler – drums  

• Paulinho da Costa – percussion


2025-04-12

【Note】4月のセルフィッシュ

4月のセルフィッシュセッション、

さきほど終わりました。


楽しい時間でした。


お越しくださった皆さま、

ありがとうございました。

来月もございますので、ぜひ

ご一緒に演奏しましょう。

5/10土です。







【Live info】4月・5月のライブご案内をアップしました

【ライブスケジュール更新のお知らせ】

最新の出演情報をブログにアップいたしました。

▶︎ 草野京子ライブスケジュール


ジャジーなステージあり、

ポップス中心のステージありです。


お近くの会場がありましたら、ぜひ足をお運びくださいませ。


2025-04-10

【Note】【Jazz Songs Inspired by Spring】春にちなんだジャズの曲

春は、音楽がいっそう心にしみる季節です。

少し肌寒さの残る風や、

芽吹いたばかりの新緑、

そしてどこか切ない記憶──


そんな春に寄り添うような、

やさしく心に響くジャズの曲を、

今日は三曲ご紹介します。


------------------------------------------

「Spring Can Really Hang You Up the Most」

(歌:Ella Fitzgerald、他)


春の陽気が、人恋しさを募らせることもある。

そんな少し皮肉めいた、

でもリアルな感情を歌った一曲です。


エラ・フィッツジェラルドの歌声は、

やわらかな日差しの中に溶けるように響き、

聴いていると、

まるで物語を読むような気持ちになります。


春がもたらす孤独と、

それでもなお、

どこかに希望を感じさせる余韻が、

心の深いところを優しく揺らしてくれます。


------------------------------------------

「Joy Spring」

(演奏:Clifford Brown)


その名のとおり、

春の喜びを高らかに奏でるような一曲。

クリフォード・ブラウンのトランペットが

軽やかに舞い、

春風のようなエネルギーに

満ちあふれています。


タイトルにある“Joy”──喜び。

それは何か特別な出来事ではなく、

季節の移ろいや、

小さな日常の中にふと訪れるものなのだと、

この曲は明るく教えてくれるようです。


------------------------------------------

「Up Jumped Spring」

(演奏:Freddie Hubbard)


しなやかで、

どこか懐かしさを感じさせるような旋律。

フレディ・ハバードのあたたかな音色が、

春の訪れを優しく告げます。


この曲には、

春が“跳ねるように”やってきた、という

生き生きとした生命感が込められていて、

聴いていると心が少しずつ

前を向いていくのを感じます。


春のはじまりを告げる、

ささやかなファンファーレのような一曲です。