今日も初夏のような日でした。
いつもより薄着で出かけました。
さて『Music for Torching』(1955年)は、
ビリー・ホリデイが
Verveレーベルで録音した
アルバムのひとつで、
ジャズ・スタンダードを中心に構成された
「夜のためのヴォーカル・アルバム」とも言える、
ムードたっぷりな作品です。
ビリー・ホリデイが歌う
「Gone with the Wind」は、
彼女の繊細な感情表現が光る
名演のひとつです。
原曲は1937年に作られた
スタンダード・ナンバーで、
作詞はHerb Magidson、
作曲はAllie Wrubel。
映画『風と共に去りぬ』とは
直接の関係はなく、
“去ってしまった恋”をテーマにした
ラヴソングです。
ホリデイ特有の、感情を抑えつつも
心の奥まで響かせる歌い方が、
この曲でも最大限に発揮されています。
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