2025-04-17

【Note】まだ寒さの残る春 Eric Dolphy - Springtime



まだ肌寒い日が続きます。

そしてEric Dolphyの「Springtime」。


明るい春というより、

まだ寒さの残る静かな季節の気配を

感じさせます。

派手な展開はなく、

音の間に漂う空気が印象的です。


1964年のパリでのLive録音に

含まれていますが、


チャールズ・ミンガスの

バンドを離れ、

ヨーロッパで独自のカルテットを結成した年

でもあり、

36歳の若さで命を落とした

悲劇の年でもありました。


2025-04-15

【Favorite Songs】静かな時間に聴こえてきた曲  Fuse One - Sunshine Lady

春の夜、静かな時間にラジオから聴こえてきた

「Sunshine Lady」。

穏やかな音色が気持ちを落ち着けてくれました。

今回は、リラックスした気分で聴ける

フュージョンのバラードをご紹介します。



1980年にリリースされたフュージョン・アルバム

『Fuse One』に収録された「Sunshine Lady」は、

スタンリー・クラーク作曲のバラードです。


サックスとアコースティック・ギターが

穏やかに重なり合い、

落ち着いた雰囲気を作り出しています。


派手さはありませんが、

丁寧に演奏された音が

じんわりと心に届くような一曲です。


リラックスしたいときや、

静かに過ごしたい時間に

流しておきたくなるような音楽です


Sunshine Lady – Member Notes


• Stanley Clarke – bass  

• John McLaughlin – guitar  

• Joe Farrell – saxophone  

• Ronnie Foster – keyboards  

• Victor Feldman – keyboards  

• Jeremy Wall – piano & synth  

• Leon "Ndugu" Chancler – drums  

• Paulinho da Costa – percussion


2025-04-12

【Note】4月のセルフィッシュ

4月のセルフィッシュセッション、

さきほど終わりました。


楽しい時間でした。


お越しくださった皆さま、

ありがとうございました。

来月もございますので、ぜひ

ご一緒に演奏しましょう。

5/10土です。







【Live info】4月・5月のライブご案内をアップしました

【ライブスケジュール更新のお知らせ】

最新の出演情報をブログにアップいたしました。

▶︎ 草野京子ライブスケジュール


ジャジーなステージあり、

ポップス中心のステージありです。


お近くの会場がありましたら、ぜひ足をお運びくださいませ。


2025-04-10

【Note】【Jazz Songs Inspired by Spring】春にちなんだジャズの曲

春は、音楽がいっそう心にしみる季節です。

少し肌寒さの残る風や、

芽吹いたばかりの新緑、

そしてどこか切ない記憶──


そんな春に寄り添うような、

やさしく心に響くジャズの曲を、

今日は三曲ご紹介します。


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「Spring Can Really Hang You Up the Most」

(歌:Ella Fitzgerald、他)


春の陽気が、人恋しさを募らせることもある。

そんな少し皮肉めいた、

でもリアルな感情を歌った一曲です。


エラ・フィッツジェラルドの歌声は、

やわらかな日差しの中に溶けるように響き、

聴いていると、

まるで物語を読むような気持ちになります。


春がもたらす孤独と、

それでもなお、

どこかに希望を感じさせる余韻が、

心の深いところを優しく揺らしてくれます。


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「Joy Spring」

(演奏:Clifford Brown)


その名のとおり、

春の喜びを高らかに奏でるような一曲。

クリフォード・ブラウンのトランペットが

軽やかに舞い、

春風のようなエネルギーに

満ちあふれています。


タイトルにある“Joy”──喜び。

それは何か特別な出来事ではなく、

季節の移ろいや、

小さな日常の中にふと訪れるものなのだと、

この曲は明るく教えてくれるようです。


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「Up Jumped Spring」

(演奏:Freddie Hubbard)


しなやかで、

どこか懐かしさを感じさせるような旋律。

フレディ・ハバードのあたたかな音色が、

春の訪れを優しく告げます。


この曲には、

春が“跳ねるように”やってきた、という

生き生きとした生命感が込められていて、

聴いていると心が少しずつ

前を向いていくのを感じます。


春のはじまりを告げる、

ささやかなファンファーレのような一曲です。


【Bill Evans】静かに響くピアノの魔法:You Must Believe in Spring

 



本日もビル・エヴァンスの魔法とともに。

私のイメージする春の一曲を選びました。


「You Must Believe in Spring」は、

ビル・エヴァンスが晩年に録音した

とても美しく、静けさに満ちたアルバムです。


ピアノの音色は、

まるでそっと語りかけるように優しく、

ひとつひとつの音に、

深い想いが込められているのが伝わってきます。


タイトル曲「You Must Believe in Spring」は、

人生のどこかで訪れる“冬”のような時間のあとにも

必ず“春”がやってくると信じる──

そんな希望が込められたバラードです。


エディ・ゴメスのベースと

エリオット・ジグムンドのドラムが寄り添いながら、

ピアノが静かに、でも力強くその想いを紡いでいきます。


物悲しさと温かさが溶け合うような

この一曲は、

心が疲れたときにそっと聴きたくなる

大切な“春”の記憶を思い出させてくれる作品です。


2025-04-09

【Note】東京へ行ってきました

ご無沙汰しております。

東京へ行ってきました。

どこも桜が満開で春爛漫ですね。

車窓から見た桜もとてもきれいでした。



東京駅 丸の内駅舎にて。