2025-03-13

【Bill Evans】静かに響くピアノの魔法:In April (For Nenette)




本日もBill Evansの魔法とともに。


Bill Evansの「In April (For Nenette)」は、

春の情緒を感じる美しい楽曲。

繊細なタッチが際立つ、

静かで儚いピアノ。


柔らかく移ろうコード進行が、

春風のように心を包みます。


美しさと切なさが共存する、

エヴァンスらしい一曲

ではないでしょうか。

2025-03-12

【Bill Evans】静かに響くピアノの魔法:Five

 


本日もBill Evansの魔法とともに。


「Five」は、ビル・エヴァンスが

リーダーとして発表した

デビューアルバム

 New Jazz Conceptions(1956年)に

収録された初期の作品。


曲名は、5音のモチーフが

繰り返されることに由来し、

美しいフレージングの中に

軽やかなリズムが響きます。


モダンジャズの影響を

受けながらも、

すでに彼独自の繊細な個性が

息づく一曲。


バラードの印象が強い

エヴァンスですが、

ここでは瑞々しく

リズミカルな魅力が

感じられます。



Bill Evans (Piano)


Teddy Kotick (Bass)


Paul Motian (Drums)

2025-03-11

【Note】【Favorite Songs】静寂に溶けるトランペット Chet Baker - Chet

 






「Chet」は、チェット・ベイカーが1959年に発表した

とても美しく穏やかな雰囲気のアルバムです。



彼のトランペットの音色は、

まるでそっと語りかけるようで

繊細でやわらかく、

心にそっと寄り添ってくれるような

優しさに満ちています。



このアルバムでは歌はなく

チェットはトランペットに専念しています。



ビル・エヴァンスのピアノや

ケニー・バレルのギターが寄り添いながら

静かに揺れるようなバラードが

紡がれています。

2025-03-08

【Live Info】来週のPOPSライブのご案内

まちゃキッチンさんでのポップスライブ、

今回で2回目となります。


前回はクリスマスソングをはじめ、

Just the Two of Us、How Deep Is Your Love、

薬師丸ひろ子さんの Woman、

Sweet Memories など、

メンバーの好きな曲を選りすぐり、

演奏しました。


今回も、彩り豊かなナンバーを

ボーカル、ウッドベース、ピアノの

トリオで

そっと紡いでいきます。


ゆったりとした時間を

ご一緒に過ごしませんか。




2025-03-07

【Live Info】明日のセッションはいかがですか?


明日です、

ご自分のペースで

ご参加できるセッションです。

ご一緒に楽しみませんか?


セッションは全3回ステージで、

それぞれのステージの前に

ホストバンドによるライブ演奏が

あります。

↓↓↓

2025.3.8セッション&ライブ


【Note】ミモザの花が風に揺れると、



ミモザの花が風に揺れると、

やわらかな光が

こぼれ落ちるように

感じます。


ふわりとした黄色い花びらは

小さな太陽のかけらのよう。


3月8日、「ミモザの日」。

この日は世界中で女性に感謝を

伝える日。

イタリアでは大切な人に

ミモザを贈る習慣があるといいます。

花束を受け取る人の瞳には、

どんな色の想いが映るのでしょうか。


やさしくて、あたたかく、

黄色い花のような

陽だまりのような幸福感。


ミモザの香りとともに

そんな気持ちが

胸に広がるのかもしれません。

2025-03-06

【Note】【Favorite Songs】寒い雨の朝、エラのSpringソングを…





今日も小雨が降りました。


春ももうすぐなのに

物憂げな感じがしませんか?


こんな日には雨音をバックに、

エラ・フィッツジェラルド「Spring Is Here」

を聴きたくなります。


タイトルこそ

「春が来た」なのですが、

歌詞は喜びではなく、

むしろ春の訪れを感じられない

孤独さや切なさを

描いています。 


Spring is here,
why doesn’t my heart go dancing?
春が来たのになぜ私の心は踊らないの?

 

Spring is here,  
why isn’t the waltz entrancing?
春が来たのになぜワルツに心が
ときめかないの?


春が訪れ、周囲は浮き立っているのに、

自分の心は晴れない。

恋をしていないから…


そんなアンニュイな気持ちが、

ロレイン・ハートの詩的な歌詞によって

描かれています。



「Spring Can Really Hang You Up the Most」

も、春の訪れがかえって寂しさや

切なさを際立たせる、といった

歌詞のようです。



作詞は、フラン・ランズマン。

タイトルはT.S.エリオットの詩

「四月は最も残酷な月(April Is the Cruellest Month)」

からインスパイアされている

そうです。